
超感性&貧乏ゴルファーのあやかっこです。
「カップヌードルのカレー味・・・」
昼下がりのファミレス・・・
彼氏と向かい合ってティータイム、
ゆっくりと過ぎる時間・・・
いつも喋るのは、彼ばっかり。
何でも知ってる物知りなひと。
得意気に、ゆっくりと語るひと。
「カップヌードルの麺ってさ~」
彼の雑学話が大好き、
だって、おもしろいから。
為にならない話ばっかりだけど・・・
説得力のある喋り方。
キラキラした瞳。
低音だけど通る声。
「カレー味の麺だけ太いんだ~」
「え~、そうなんだ~」
「通常の麺は2mmで、
カレー味は、3mmなんだ~」
彼の顔をジッと見つめるワタシ。
(あっ!彼・・・鼻毛が出てる)
右の鼻の穴から5mmほど・・・
「なんでカレー味だけ太いと思う??」
「う~ん、食べやすいようにかな~」
(気になる・・・鼻毛が気になる)
「違うんだ~」
(言ってあげよう、出てるよって・・・でも、一生懸命に語ってるしタイミングは今じゃない・・・でも気になる・・・話が耳に入ってこない・・・笑いを堪えるのがやっとだ・・・麺の太さ?・・・今、それどころじゃない・・・)
いつもの彼の顔に
たった5mmの黒い線が入るだけで、
なんでこんなに面白いのだろう・・・
「カレー味は味が濃いから、
麺が細いと味が濃すぎて、
麺がスープに負けるんだ~」
(決まった~!ってドヤ顔してるけどさ~、ぜんぜん説得力ないし~こっちは、笑いを堪えるの必死なんだからね~)
「そうなんだ~、麺とスープのバランスを考えてるんだね~」
満足そうに、うなずく彼・・・
今だ~~!
「鼻毛出てるよ~~右側~~」
笑いが込み上げるワタシ・・・
「え~マジで~??」
照れながら穴に毛を戻す彼・・・
「話し聞きながら、あや の鼻の穴がピクピクしてたぞ~」
「だって、笑い堪えるの必死だったんだから~」
「そうそう、鼻毛で思い出したけどさ~」
鼻毛の雑学を始める彼・・・
鼻毛の出てない彼の顔を
ジッと見つめて、
わざと鼻をピクピクさせるワタシ・・・
「で・・・出てる??」
今日も平和な平常運転・・・
2人の時間は、ゆっくりと過ぎてゆく。
はい、おしまい
今日は、ただの日記・・・
あやかっこでした。