
超感性&貧乏ゴルファーのあやかっこです。
「存在感って、何だろう?」
って、思ったので、
今日は、そんな話を・・・
我が家の『冷蔵庫』が調子悪くなり、
買い換えることになりました。
両親が結婚し、新居を構えて
電化製品を一式購入しました。
そのときに、この冷蔵庫も我が家に
来たそうです。
24年前のことになります。
冷蔵庫の寿命は、10~15年だそうです。
この『おじいちゃん冷蔵庫』の
”存在感”について考えてみました。
無口で無骨で堅物な・・・
『冷蔵庫』って、注目されない存在ですよね。
テレビのように、家族に囲まれたり、
エアコンのように、感謝されたり
することなく、
無口で無骨で堅物なイメージですよね。
ていうか、『冷蔵庫』のことを
今まで考えたことなんて無かった。
そこにあるのが当たり前の存在だった。
そんな意味では、冷蔵庫は
”存在感”がないのかもしれませんね。
冷蔵庫は、ワタシのことを・・・
「ねぇ、大丈夫?」
「あ~、あやかっこか・・・」
ハリのない『冷蔵庫』のかすれた声
「いや~、もう元気が出なくてな・・・」
24年も頑張ってきた『冷蔵庫』、
ワタシが生まれる前から
ここでドシッと仕事をしている。
「ねぇ、ワタシが生まれた日のこと覚えてる?」
「あ~、もちろんじゃ」
「あ、そうだ、小さい頃、扉にシールいっぱい貼ったね」
「うんうん、懐かしいな~」
冷蔵庫との思い出なんて無いと思ってたけど・・・
ワタシの成長する姿をずっと見てくれてたんだね。
「野菜室にジュースをこぼしたの覚えてるか?」
「うんうん、小2の時だ~、
踏み台に乗ってジュースを取ろうとしたら、
バランス崩して、こぼしちゃったのよね」
「ヒヤヒヤさせやがって~」
やさしくて大きな『冷蔵庫』、
毎日会ってるのに、
こうやって話するの始めてだね・・・
「そうだ、ワタシ謝らなきゃ~」
「何をじゃ?」
「中三のとき、お母さんと進路のことで
ケンカして、イライラしてたから・・・」
「扉をバ~ン!って力いっぱい閉めたな~」
「ごめんね~痛かったでしょ~」
「はっはっは~、ぜんぜん大丈夫じゃ」
すべてを受け止めてくれた『冷蔵庫』、
思春期のワタシのことも
見守ってくれてたんだね。
「始めて彼氏が、家に来たとき・・・」
「あ~、うん」
「うれしかったな~、あんなに小さかった
あやかっこが、成長したんだな~って、
ジ~ンとしたぞ」
「ちゃんと、見てたんだね」
ワタシは、今まで『冷蔵庫』のことなんて
考えたこと無かった。
当然のように、そこに有り
当然のように、冷やしている。
けど、
『冷蔵庫』は、ワタシのことを・・・
存在感って・・・
全く存在感がなかった『冷蔵庫』だけど、
今、ぽっかりと空いたスペースを見ていると、
とても大きな存在だったってわかるのよね。
今さらだけど・・・
もし、あなたが、「自分は存在感がない」
って思っているなら・・・
そんなことは無いのかもしれません。
ただ、周りが気がついてないだけなのかも、
あなたの”存在感”に・・・
今日は、こんな感じで~す。
新しい冷蔵庫に、お母さんは大満足ですが、
人見知りのワタシは、まだ近づけません(笑)
あやかっこでした。